keyboard

ミニ丸のご紹介

moduloの最小構成

moduloアーキテクチャのミニマル実装とはどんなものかと考えると、当然MCU(Micro Controller Unit)は必要として、あとはI/Oエクスパンダが1個I2Cに繋がっていればいいのかなと思います。

こんな感じですね。

minimaru

中身はこう。

minimaru inside

I/Oエクスパンダとしてmcp23017が1個と、100nFのパスコン、TRRSジャックを都合4つ(内、2個に1μFのパスコン)で構成されています (諸般の事情によりmcp23017からPCA9555に変更されました)

ペンダントには、Pro Microを使用して、TRRSジャックとリセットスイッチというこれもミニマルな構成です。

moduloの拡張性

moduloアーキテクチャに従っているので、TRRSケーブルでつないで拡張することができます。

minimaru x 3

ただ、これじゃ使いにくいですね。あきらかに。

ということで、ケーブル無しで直結しちゃいましょう。

minimaru3

よくある40%キーボードのできあがり。

最大8つまで繋げられるので、最大128キー使えます。

ミニ丸

ミニ丸はこのように、ミニマルな構成のmoduloキーパッドを連結したり、ケーブルで接続したりするガジェットです。

キーボードとして考えると実用性の面で疑問があるので、ガジェットと称します。用途より先に、「できるかな」「できそうだな」「こんな感じでいけるね」という流れで作っちゃいました。。

minimaru plates

minimaru joint

Minimaruの構成

キーパッドになる部品は、下部のI/Oエクスパンダを実装するベースプレートとその下に敷くボトムプレート、キースイッチを実装するアッパープレートの3枚構成で、それをコンスルー(スプリングピンヘッダ)で繋ぎます。

ベースプレートからアッパープレートに繋げられる信号線は、

  • 16個の接点
  • VCC
  • RGBLED用のDIN
  • RGBLED用のDOUT
  • GND(信号線では無いけど)

なので、アッパープレートは、これらを適切に使用するものであれば、キースイッチ以外のものをいろいろ載せても、moduloデバイスとして利用できます。

いまのところ2Uスペースをもったキーパッドくらいしか作ってませんが、将来的には、トグルスイッチとか、5方向スイッチなどを使ったものも作ってみようかなと考えています。

ミニ丸の役割

ミニ丸の設計情報(EasyEDAのプロジェクト)は、 ここ や、 ここ に、MITライセンスで公開されています。

実物ファームウェア も公開されているので、moduloアーキテクチャに興味のある人は楽しんでください。